1990年代にアメリカから始まった、カカオ豆からチョコレートを作るBean to Bar(ビーントゥバー)ムーブメントが日本にも起こり、チョコレートがどのように作られるのか、カカオ豆はどんな品種があり、風味はどうなのかなど研究していくうちに、その奥深い世界に夢中になっていきました。

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世界は新型コロナにより激変し、カカオ業界も原料カカオ豆の長期的安定的な供給が不安視されています。気候変動や原料価格の上昇、原油価格の高騰により輸送費も大幅に増大。さらに低迷する日本経済で小売価格への更なる転嫁が難しくなり、安価な原料を使うことで品質の低下へ向かうのではないかと危惧しています。

以前から問題視されているカカオ生産者の貧困、児童労働、森林破壊など、カカオを取り巻くさまざまな課題に取り組んでいくためにも、国内外の関係機関と相互に連携協力、ともに課題を解決していきたいと思い、当協会を設立いたしました。

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協会の各種活動を発展的に継続することで、ビーントゥバーチョコレートを知り、私たちのコミュニティに参加する方々を増やし、多くの方々と魅力的なチョコレートの世界をシェアしていけたらと思っています。

どうぞ当協会のご支援ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
 

日本ビーントゥバー協会

理事  中野 由香理